2007年04月11日
疲労骨折と治療
疲労骨折とは、1回の大きな力が加わることによりおこる
骨折と違い、通常は骨折を起こさない程度の負荷が何度も何度も繰り返し
加わった場合に生じる骨折です。
この骨折は軍隊の訓練で起こる中足骨の行軍(こうぐん)骨折として有名
ですが、最近はまれで、スポーツの過度の練習による場合がほとんどを
占め、特に思い当たる節がない場合、環境に問題がある場合が多いようです。
あらゆる種類のスポーツで発症しますが、ゴルフでは肋骨(ろっこつ)、
野球では尺骨肘頭(しゃっこつちゅうとう)、ランニングでは脛骨
(けいこつ)中足骨、大腿骨などの発生が多くみられます。
その他にも、足の疲労骨折は陸上やラグビーなどされている人に多く、手の
疲労骨折は、バレーボールやテニスなどをされている人に多いといわれて
います。
やはり疲労骨折は、スポーツをしている人に多い症状だといえるでしょう。
年齢的にはあらゆる層にみられますが、特に青少年に起こりやすく、あま
り普段スポーツをやっていない人がスポーツを強制された時や、常に激し
いハードな訓練を強制される新入生などに多く起こる傾向にあります。
[症状]
症状としては、要因となる運動時(骨折部分に負担がかかるよう場合)
に痛みが強く、そうでない時には、痛みは軽くなります。そして無理して
運動を続けると安静時にも痛みがでるようになってきます。
[治療]
治療は、2〜3週間の安静、テーピング、ギプス固定などを行いますが、
スポーツの再開は医師の判断に従います。
時には、手術を要する場合もあるので、自己判断で練習を再開したりする
など、侮ってはいけません。

